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西オーストラリア の 自然遺産 を訪ねて
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西オーストラリア の 自然遺産 を訪ねて
八 木 禧 明 ＆ 公 子
ピナクルズ = pinnacles
荒野の奇岩のあるピナクルズはパースの北約２５０kmにある。途中に国道１号線を走るがこの道路はオーストラリア大陸をほぼ一周しており、その長さは実に１７,０００kmになるとか・・・ここは High Way と言われているが、普通の２車線の国道である。パースから郊外を北へ向かって２０km位は高速道路があるがこれは Free Way といわれている。
もちろん無料道路であり、またここでは自動車の定期的な車検・・・と言うのはなく、自動車の調子が悪ければ自分で直してもらうという要は自己責任・・・ということである。
ここ往復５００kmを１２時間かけ日帰りで観光するのである。ここへ行く道中は約２００kmの間信号機は一カ所もない。
ヤンチャップ国立公園パースから約４０分、郊外でコアラを抱っこできるヤンチャップ国立公園がある。
ヤンチャップ国立公園
サルバンテス海岸
途中に見事なブルーの海水浴場？があった・・・がパースからはかなり遠いのか？水泳客は男性が2人だけのビーチであった。
このサルバンテスでは見事にきれいなブルーの海と見わたす限りの白い砂浜は白い貝殻でいっぱいでありこれが風に飛ばされてかなり遠くまで白一色である。
サルバンテス海岸
このあたりには、グラッスリー、バンクシャのほかコアラは食べないユーカリ等の草木が多く、特にユーカリは油分を多く含んでいるために山火事が起こるとなかなか消えない・・・と言われている。昨年（2002年）１２月のクリスマスにも60,000平方キロメートルの山林が焼けた・・・とのことである。
ピナクルズはナンブルグ国立公園の中にあり、高さが数十センチメートルから数メートルの岩峰というか棒状の岩が無数に林立している・・・ピナクルの集合体である。またピナクルは先の尖ったの意味で先端を表わしている・・・とか、ここが観光地化したのはまだ新しく１９６０年頃から・・・と言われている。
これは、石灰岩が風化してできたもので、かって生息していた樹木の根っこが化石のようになってぽろぽろ・・・と崩れ落ちている様子が観察できる。自然が気が遠くなるような長い年月を経て出来上がったもので、その大きさは本当に小さな１０cmくらいのものから５m位の物まで見渡す事ができる。
ピナクルズ
倒れたピナクルズ
ピナクルズ 小さい棒状の物は木の根っこの化石です。
ピナクルズ
Pinnacles 自然遺産 紀行 をを
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八 木 禧 明 ＆ 公 子
