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モロッコ の 世界遺産 を訪ねて その2
ヨーロッパに一番近い街タンジェからモロッコ最古のイスラム王都フェズまで
タンジェからフェズへ
ムーレイイドリス= Moulay Idriss
聖者の町ムーレイイドリスここは789年にモロッコで最初に開かれたイスラム王朝イドリス朝の跡である。ムーレイイドリスはモロッコでもっとも崇拝されている聖者である..という。丘陵地にへばりつくようにびっしりと白い家並みがならんでいる。
ヴォルビィリス=Volubilis 世界遺産
このヴォルビリス遺跡はモロッコに現存する最大のローマ遺跡である。40haという広大な敷地に広がるこの遺跡は紀元前2世紀の頃から栄え、一時はここに2万人もの人たちが住んでいた・・・という。
古代ローマ遺跡ヴォルビリス
モザイクタイル
床や壁に残るモザイクは、当時の状態そのままに保存されている。
古代ローマ遺跡ヴォルビリス
オリーブ油絞り機
古代ローマ遺跡ヴォルビリス
古代ローマ遺跡ヴォルビリス
古代ローマ遺跡ヴォルビリス
町を取り囲む城壁の長さは2359mもありそこには8つの門と40の塔があったといわれている。
ここは、1887年から発掘が始まりその作業はいまも続いている。
古都メクネス観光 世界遺産
マンス−ル門
北アフリカで最も美しいと言われる有名な門。
アラウィー朝のムーレイ・イスマイルが着工し、息子のムーレイ・アブダラーによって1723年に完成した。
キリスト教からイスラム教に改宗した建築家マンスールの設計と言われる。
門の全体は青と緑のタイルで飾られ、中央に馬蹄形の大きなアーチの通路がある。華やかな近世建築の典型。
マンス−ル門
ム−レイイスマイル廟
中央に大理石の水盤のある広い中庭や、モザイクの壁面、漆喰の彫刻などはイスラム芸術の最高傑作と言われている。ムーレイ・イスマイルの墓や夫人たちの葬られている部屋を見学することができる。
ム−レイイスマイル廟
ム−レイイスマイル廟
モロッコの代表的な料理煮込み料理 タジン
フェズ= Fes 世界遺産
1200 年もの歴史をもつ古都フェズは、モロッコの思想・宗教・芸術の中心地で、9世紀にできたフェズ・エル・バリ(旧市街)と13世紀にできたフェズ・ジャディド(新市街)のふたつの部分にわかれている。
旧市街のメディナは世界一複雑な迷路と言われ、ユネスコの世界遺産にも指定されている。
フェズ・エル・バリ 世界遺産旧市街
旧市街は新市街よりも面積が広く、周囲は11世紀に作られた塁壁で囲まれている。
近くの丘から見下ろしたフェズの町
丘の上に王宮をを望みその下に広がるフェズ・エル・バリの眺めは圧巻である。
フェズ・エル・バリ
フェズ・エル・バリ
フェズ・エル・バリ
フェズの宮殿
王様の住む宮殿王様が留守の時にはすべての門は閉まっている。
フェズの宮殿この門はすべて手作りである。
フェズのユダヤ人街
ブー・ジュルード門をくぐると、野菜、果物、羊肉、香料、日用雑貨などを売る活気のある店が並び、あふれんばかりの人でごったがえしている。
ブー・ジュルード門
名物水売りおじさん
フェズのメディナ
モロッコ市民の飲み物ミントティ
カラウィーン・モスク
859年に、カイラワーンから亡命した富豪の娘ファーティマ・フェヘリーヤによって建てられたモスク。
後にはコーランの大学としてアラブ諸国から多数の留学生がやってくるようになった。
世界最古の大学と言われ、言語学、イスラム法学研究を中心に、長いあいだ文化・思想・文明の源であり続けた。大きな扉からすばらしい中庭をのぞき見ることができる。
カラウィーン・モスク
カラウィーン・モスク
フェズのケバブ料理 串焼きの肉が出てくる
タンネリー(なめし皮染色所)
フェズ川近くのなめし皮職人が集まる一帯でタンネリー地区と呼ばれやく500年の歴史を持っている。
半ズボンに上半身裸の職人が中世そのままに、牛や羊の皮を水洗いしたり、赤・青・黄・緑などの染料瓶に皮を漬けて染める様子が見られる。
染め上がった皮はまわりの壁に万国旗のように張り付けて乾かす風景は、フェズの風物詩としてあまりにも有名。
タンネリー なめし皮染色所
フェズのメディナ
モロッコ 世界遺産 紀行 その2 をを
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