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デジカメ気まぐれ旅日記

太陽の国メキシコ世界遺産を訪ねて  その3

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メキシコ = mexico カンクン = Cancun

チチェンイッツァ=Chichen Itza 世界遺産

 メキシコユカタン半島の東端にカリブ海に沿って国際リゾート都市カンクン=Cunkunがある。2003年にここでWTOの国際会議が行われたところである。

 このカンクンからユカタン半島のジャングル(ジャングルといっても地下洞が多い石灰質土壌の上になるため大きな樹木は殆どない)を西へ200km行ったところにマヤ文明が残した遺跡チチェンイッツァがある。

 

春分の日や秋分の日の夕方にはこのような竜の姿が現れる。

 チチェンとは井戸のほとりを意味している。また、イッツァーとは水の魔術師の意味である。

このようなことからこのジャングル地帯には多くの天然の泉(セノーテ)があり、この泉がマヤ、トルテカの文明を長い間発展させてきた。

カスティーリョ(城) = EL Castillo

 このカスティーリョは別の名をククルカン(ケツァルコアトル)の神殿と呼ばれている。

 その底辺は一遍が55.3mあり、高さは30mである。またその内部には小さなピラミッドが内蔵されていて、その内部にある急な階段を上り詰めると犧牲の心臓を供えた・・・いうチャックモ−ル像と翡翠の目を持った赤いジャガーの像がここに置かれている。

 

 

チチェンイッツァ

チチェンイッツァ

 

 

 またこの神殿はまやの暦を表わしている・・・ともいわれ、四方の各階段はそれぞれ91段あり四面で364段になる。

これに最上段の神殿を入れると365段 = 一年の日数となり、これがマヤの暦を表わしているのである。

 この城砦の中にもう一つのピラミッドがあり中の階段を上り詰めるともう一つの神殿があり、犠牲の心臓が供えられたチャックモール像があり、その奥に赤く塗られその目には翡翠がはめ込まれているジャガーの型をした玉座がある。

ジャガーの神殿 = Templo de Jaguares

 ここは建物上部に、歩くジャガーが浮き彫りされている事からこの名前が付けられた。

球戯場 = Juego de Pelota

 チチェンイッツァーには球戯場が九つある。その内で最大のものがカスティーリョ(城)の隣にある。

このコートでは球戯がおこなわれ、球戯場の左右側面にある石で造られた大きなリングにボールを通したチームが勝者になる。

このコートの壁面にはここで競技した者の浮き彫りがある。

 

球戯場

 

 

球戯場

 

 

 その中に頭のない人物の首から血が流れ出ており、これはこの競技の勝者の代表自身が神になるために犠牲となって自分の身体を神に捧げる・・・浮き彫りであり、この生け贄になるチームの代表はじぶんが神になれる・・・という名誉ある事であった・・・といわれている。

戦士の神殿 = Templo de los Guerreros

 神殿の前に石柱群がありその柱には戦士の姿が彫り込まれており、その入り口付近にはトルテカの影響を受けたチャックモ−ル像が多く彫られている。

戦士の神殿

戦士の神殿

 

戦士の神殿

 またこの神殿の南側には千本柱の間 = Las Mil Columnasと呼ばれている円柱群がありこの上には大屋根が乗っていた・・・といわれている。 

天文台 = Observatorio

 

天文台

 この建物の内部に螺旋状の階段が付いていた事からカラコル = Caracol (カタツムリ)と名づけられていた。これはトルテカ・マヤ期に造られたもの・・・といわれ、ここで天体観測がおこなわれていたのである。

犠牲の泉(セノーテ )= Cenote de Sacrificios

 ユカタン半島は石灰岩性の台地が陥没して出来たところで、あちこちに地下の水路が多くありこれが地表にでたものがセノーテといわれている。

 

 この犠牲の泉は儀礼用でありその深さは20mもあるという、雨乞いや日照りを鎮めるために犠牲として子供や女性が多くここに投げ込まれた・・・といわれている。

mexico 世界遺産 紀行 その3

ご覧頂きまして有難うございました。

つづけて その4 もご覧ください。

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