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デジカメ気まぐれ旅日記

韓国 Korea 世界遺産 紀行

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八 木 禧 明 & 公 子

 韓国にはユネスコに登録されている世界遺産が5つある。この5大遺産を4日間で巡ってこよう・・・というのが今回の企画である。
 韓国は近くて遠い国であり、特に最近では多くのツァーが企画されているために国内旅行感覚で、いつでも行けるところ・・・と思っていたのが、ようやくにして実現いたしました。
 13:20 関西国際空港発の韓国アシアナ航空 OZ=111便 は、14時50分にソウル・金浦国際空港に到着。1時間30分のフライトである。

 現在韓国には国際空港が3つあり、一つがここソウル・金浦国際空港で、そのほかに釜山・金海国際空港と済州国際空港である。

 この釜山・金海国際空港がある釜山までは、九州からは僅かに200kmとちょうど大阪から名古屋までの距離であり、博多〜釜山まではジェットフォイルで約3時間で行ける。

 韓国は東洋のともしびといわれ、その歴史は約4300年にわたる古い歴史をもち、BC2333年に檀君が古朝鮮を建国したという建国神話から始まっている。  私たちが知っている朝鮮は、三韓時代(BC57〜AD676)の高句麗、百済、新羅時代からのものが多い。

 現在かんこくの人口は、1997年12月で約4657万人その内1033万人が首都ソウルに住んでいる。高速道路の建設は進んでいるとはいえ片側3〜4車線の道路が時間帯によっては駐車場の様子を呈するくらい自動車の数が多い。ここには日本より早くから、ハイテクで通り抜けられるテレパスが進んでおり、道路行政と高速道路網の整備は日本よりも進んでいるのでは・・・との感じがした。

 また、意外なのは宗教で、韓国の宗教人口は約半数の2300万人でその半数の1200万人は仏教である。次いで1050万人の人達がキリスト教である・・・のは意外である。その内カトリックが250万人、プロテスタントは約800万人で、儒教は2%にも満たないという。

宗廟 = Chongmyo(チョンミョ) 世界遺産(1995.12.09登録)

 

 

 宗廟は1395年の9月に創建された。ここには朝鮮王朝時代の19代の王と王妃の位牌49位が16室に祀られている。
 

 

 

 

 この境内には正殿、永寧殿、ほかの建物があり、廟庭に出入りする門には位牌の通路である南の神門のほか東門、西門がある。朝鮮は儒教を国教としていた国だけに、建物はいずれも儒教色の強い建築様式である。

昌徳宮 = Changdokgung(チャンドックン) 世界遺産(1997.12.登録)

 

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 昌徳宮は1405年、朝鮮3代太宗の5年に景福宮の離宮として造られた宮殿である。その後1412年に正門である敦化門が建てられ、1459年世祖が規模を拡大して現在のように15万坪の庭園を含む宮殿となった。敦化門は木造の二層門としては最古のものである。
 

 

 

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仁政殿は、昌徳宮の正殿である。ここは、国の重要な行事が行われたところで、王のの即位式もここで行われた。

宣政殿は、王が日頃政務を司っていたところである。

熈政殿は、国王の御座書として、また御前会議の場所として使われていた。
 

   

大造殿は、王と王妃の御寝殿で、この建物には棟瓦が使われていない国王は龍に例えられていたので龍棟である棟瓦が省かれている。
 

 

 

楽善斎は、素朴でこじんまりとしたところで、後宮の処所として建てられたものである。
 

 

 

 

後苑(秘苑)は、1405年に造営されたもので芙蓉池を中心に愛蓮亭、演慶堂などがある。

華城=水原城址 = Suwonseong(スウォンソン) 世界遺産(1997.12.登録)

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 ソウルの南方30kmのところに城郭の街水原がある。ここはかってソウルから都を移そうとして1794年から3年間の歳月をかけて造営されたもので、いまでも多くの城壁や城門が残っている。

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 ここには高さ7m、周囲5.5kmの城壁が延々と続き、長安門、八達門をはじめ40あまりの楼閣や門が築かれている。

ここは骨付きカルビ焼き発祥の地でもある。

海印寺 = Haeinsa(ヘインサ) 世界遺産(1995.12.09登録)

 
 802年に創建された海印寺は802年に創建された。釜山近郊の通度寺= Tongdosa(トンドサ)と、光州の東にある松広寺(禅寺) = Songgwansa(ソングァンサ)と共に韓国の3大寺院にかぞえられている。
 

 

 

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 中でもこの海印寺は八万大蔵教で知られている。大蔵教とは経、律、論で構成され、仏さまのあらゆる言葉が体系的に集大成されていることをさす。ここには1011年から1087年にかけて教版の製作が行われた。この教版は白樺の木に彫り込まれておりその数8万1340枚を数えている。
 
 経板の大きさは横68cm、縦24.5cm、厚さ3cm、重さ約3.2kg長方形の木版である。
 

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これは昨年小淵前首相が参拝された時の写真である。

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 また、現在この海印寺には30余棟の建物があり、ここで150人余りの僧が毎日修行に励んでいる。

石窟庵 = Seokgulam(ソックラム) 世界遺産(1995.12.09登録)

 仏国寺から吐含山に向かって急な坂道を登ること約9kmで石窟庵に着く新羅石造美術の粋を結集した韓国仏教美術の傑作で、751年に仏国寺と同時に造られたものである。
 

 

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 窟室の中央には台座の上に1.8mの釈迦如来像が置かれその周囲の壁一面に菩薩像や羅漢像が彫られた石版が置かれている。また扉道にも仁王像お四天王寺像あ彫刻されている。

仏国寺 = Bulkukusa(ブルグクサ) 世界遺産(1995.12.09登録)

 
 慶州は古墳の街ともいわれ、その昔紀元前57年から935年まで約1000年の間ここ慶州に新羅の都が置かれていた。慶州には多くの古墳と古墳公園が散在している。

 この慶州東南にある吐含山中腹に新羅仏教芸術の最高峰といわれている仏国寺がある。仏国寺は528年に創建されたものである。

 

 

 

 当初は小さな寺院に過ぎなかったと言う。751年になって大々的な修復と増設工事が行われ、その規模は現在の10倍もあったとのことである。それが16世紀の壬申倭乱によって木造ぶぶんのほとんどが焼失してしまった。
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 大雄殿は756年に建立されたが、戦火によって破損し、現在のものは1765年に再建されたものである。中には釈迦牟尼仏を中心に左右に菩薩像など多くの仏像が安置されている。

 大雄殿の前に新羅美術の極致といわれている、多宝塔(有影塔)と釈迦塔(無影塔)が並んでいる。

 

 

 

 

 極楽殿には高さ1.2mの金銅阿弥陀如来座像が安置されている。

釜山 = Pusan(プサン)

 釜山は人口400万人を擁する韓国第2の都市で韓国の南の玄関口にあたる。

韓国動乱の一時期ここにソウルから首都が移されていた。いま釜山は海・陸・空の交通の要である。

 釜山〜関西国際空港までは1時間15分である。 

韓国 Korea 世界遺産 紀行

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