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韓国 の ハワイ 済洲島 Chejudo を訪ねる
八 木 禧 明 & 公 子
Chejudo = 済州島
日本から一番近い外国それが韓国です。その西南端にある済州島までは1時間50分のフライトである。
済州島は、韓国のハワイ・・・ともいわれる観光の島である。この島は東西約73km、南北約41km、周囲は約253kmで淡路島の3倍くらいの大きさである。
三姓穴=Samsong Hyol
済州島がまだ無人島であったとき、この島に高乙那、良乙那、夫乙那という3人の神人がこの穴から現れた・・・という神話があり、後16世紀になってここに石垣をめぐらせて聖域化された。
三 姓 穴
観徳亭=Kwandokjong
済州島で朝鮮王朝の軍事訓練や武芸訓練所として建てられた古い木造建築物である。
観 徳 亭
龍頭巖=Yonduam
済州島を代表する観光地である。これは漢孥山から流れ出た溶岩が海に流れこんでできたものである。口を開けて吠えている龍の頭に似ている事から龍岩頭と名付けられた。
龍 頭 巖
韓国の人口約4,700万人、そのうちソウルに1,060万人、釜山(プサン)に約500万人、そして済州島には約54万人の人が住んでいる。またこの島には鉄道はなくバスと自動車が唯一の交通の手段であるために、自動車の普及率は高く約18万台と人口の3人に1台とかなり多い。
済州民族村=Chejuminsokchon
シンボルのトルハルバン(石のおじいさん)溶岩で造られた守護神であり、または子宝の神で女性が鼻に触れると男の子が、耳に触れると女の子が授かる・・・とのことである。このトルハルバンには右手を上にした文官と、左手を上にした武官とで一対をなしている。ここでは11世紀の済州島に住む人々の生活様式が再現されている。
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狭 才 窟
済 州 民 族 村
この済州島へ1年間に訪れる観光客は約400万人・・・とか、その内日本人観光客は約35万人とのことである。この島の気候は黒潮が日本海に流れ込んでくる入り口付近にあるために比較的温暖であり、島中央部にある韓国で最高峰の漢孥山(Halla-san)(1,950m)以外ではほとんど雪は降らない・・・とのことである。
漢孥山=Mt.Halla
漢孥山(Halla-san)1,950mは、済州島のまん中に聳えている標高1,950mの山で済州島はその噴火によって出来たものである。この漢孥山の噴火爆発により流れ出た溶岩によって済州島は生成され島全体が一つの溶岩台地になっている。
山房山=Mt.Sanban
標高395mの岩山である。もとは漢孥山の頂上近くにあったものが、漢孥山の噴火活動によってここまで押し出されてできたものでる。急な階段を20分ほど登ると大きな石窟がありここに高麗時代に建立された山房窟寺がある。
山 房 窟 寺
その昔、紀元前210年ころ中国の秦の始皇帝から命を受けた方士徐福(徐市)は不老不死の仙薬草を求めるには10年はかかりましょう・・・と始皇帝をたぶらかして82艘の船団と500人からの男女でもって、渤海湾から2度目の出帆をした。
その最終の目標は日本の九州北部の竹紫(筑紫)だったと云われているが、最初の目標はこのころ耽津と云われていたここ済州島であった。海からの格好の目印が、済州島南端の絶壁から直接海に落ち込んでいる西帰浦(Sogwipo)の滝である。
またこのころの漢孥山(Halla-san)韓国で一番高い山は、済州島の中央で噴煙をあげておりこれも大きな目標になっていた・・・と云われている。この漢孥山が噴煙をあげなくなったのは11世紀になってからである。
済州島というとまずこの徐福の神話が思い出されてくるのである。日本では九州地方はもちろん紀伊半島の周辺でもこの徐福の神話が残されているところが多いし、中国黄河流域で作られたものらしい鉄器類も数多く発見されていて製鉄技術を日本に持ち込んだのもこのころに中国から渡ってきた人たちなのではないか?といわれている。
済州島はこのように中国と日本の文化の橋渡しの役割を果たしてきたものと言える。
天帝淵瀑布=Chonjyon Pogpo
ここには上中下の3段の滝があり、夜になると天女がここに降りてきて水浴びを・・・という伝説がある。この滝は落差22mその滝つぼの深さは21mもあるという。
そのほか高さ23mの正房瀑布は水が断崖から直接海に落下しており、その昔、秦の始皇帝から遣わされた徐福(徐市)がこの断崖に「徐市過此」と刻んでいった・・・という伝説が残っている。
天帝淵瀑布
木石苑=Mokseokwon
済州島内で集められた木の根や枝のほか、面白い形をした石などが展示されている。
耽羅木石苑
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