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I n d i a 紀 行
八 木 禧 明 & 公 子
ムガール帝国の華麗な世界遺産を訪ねて!i n d i a イ ン ド 北 部 編
関西国際空港 から Air india
14:00 関西国際空港発 Air india AI-319便インドムンバイ行は香港経由インドデリーまで約9時間のフライトである。関西国際空港〜香港は2,616kmで3時間7分、香港で1時間のトランジットタイムがあり、インディラガンジー空港まで4,335km約5時間15分である。
インド・・・と云えば古代文明からのなが〜い歴史のある国であり登録されている世界遺産も数が多い。
また私の僅かな知識の中でもやはり一番にはTaj Mahal=タージ・マハールである。そして今もなお多くのMahalaja=マハラジャが大きな屋敷と云うかハーレムをもった宮殿に優雅に暮らしている・・・といったところか。
New Delhi=首都デリー
インドと日本の時差は3時間30分である。インドは4,500年の歴史があり古代インダス文明発祥の地を持った大陸である。
Hotel Taj Palace
その面積は328万平方キロメートル、そして人口は約10億人、その内83%の人がヒンズー教徒である。ほかにイスラム・キリスト教徒のほか、頭にターバンを巻いたヒンズー教シーク派の人々は、その戒律の厳しさからかヒンズー教徒からも尊敬されている・・・と云われている。
インド大陸は日本の約8倍以上、人口も約8倍・・・と云われているが、ここインドでは北にはヒマラヤ山脈、その南には大ガンジス平野や、バンジャーブ平原がある。さらに南には両サイドを東ガーツ山脈・西ガーツ山脈に挟まれ、インドの約40%を占めるデカン高原が広がっている。さらに西のパキスタンとの国境付近は大きな沙漠地帯・・・となっている。
Hotel Taj Palace の ざくろ
デリーはインドの首都であり1,200万人の人口をかかえている。ちなみに人口の一番多い都市はムンバイ(ボンベイ)で1,400万人とのことである。
またインドでは国内で13の言語が使われている・・・とのことで、イギリスの植民地時代に共通語を英語としたために人口25%の人達が英語を話すことができる・・・ということである。
そのためにコンピューターソフト産業が発達しており、アメリカなどからの注文を受けて、多くのコンピューターソフトの技術者が活躍している。
民俗舞踊のナイトショウ
Hotel Taj Palace
デリーはオールドデリーとニューデリーとで構成されている。コンノートプレイスを中心にして大統領官邸などの主だった施設はニューデリーに建設されている。
クトゥブミナール=Qutb Minar
デリーに残る遺跡のなかでも最も古い時代のものである。インドで最初にイスラム教徒の王朝を開いたクトゥプッディン・アイバク王が、1199年に戦勝を記念して建造を始めたものである。この塔は5層からなり、その高さは72.5mインドでは一番高い石造りの塔である。
クトゥブミナール
その第1層はヒンドゥー様式のものであり、第・3層はイスラム様式で主に赤い砂岩で造られている。第4・5層は倒壊したために建て替えられたもので大理石造りになっている。
クトゥブミナール
なおこの敷地の中にインドでは最古のイスラム教寺院のモスクがある。
フマユーン廟
アショカの木 フマユーン廟
フマユーン廟のりす
ムガール帝国第2代皇帝フマユーンの墓廟であ1565年に完成した。建築物、庭園など全てが幾何学的に構成されていて、前後、左右が対称に設計されている。ここには多数の野生のりすが戯れているのが見られた。
インド門
インド門 第1次世界大戦で戦死した兵士の慰霊碑として1931年に建てられた高さ42mのアーチには、数万人の兵士の名前が刻まれている。これはいま新生インドの象徴ともいえる巨大な門であり、周りは市民のいこいの公園になっている。
タクシーメーターが外に付いている 野良うしインドのタクシーには左サイドミラーのところにメーターが付いているものがある。乗る前に料金を交渉してから乗る。またインドでは牛は神聖な動物であるためあらゆるところに野良牛が生息している。
Jaipur=ジャイプール
ニューデリーからジャイプールまでは約260kmの距離である。ハワ・マハル=風の宮殿
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ジャイプールの街で最も美しい建築物であり、シティパレスの一部でもあるこのハワ・マハルは夫以外に顔を見せられない・・・というしきたりの中で、高貴な王族の婦人達が一般の人たちから顔を見られる恐れもなく街の様子を眺めて楽しんだ・・・と云われている。
アンベール城
狭くて曲がりくねったアンベール城への道をインド象にゆられて登っていくと、丘の上に大きなスーラージ・ポール門があり沢山の猿が私たちを迎えてくれている。
この門を抜けるとアンベール城の中庭とも言えるジャレブ・チョークがある。
アンベール城で最も印象的なものに花や幾何学模様の壁画によって描かれたガネーシュ・ポール門がある。アンベール城の庭園への式典用の出入り口である。
ガネーシュ・ポール門
夏の宮殿 ↑ アンベール城から見上げると山の尾根にジャイガル砦が見られる。
ジャイガル砦 ディワニ・カースのシーシュ・マハルと呼ばれている宮殿には何万ものガラス片のモザイクによって床から天井まで装飾された部屋がありロマンチックな雰囲気をかもし出している。
レイクパレス=水の宮殿
水の宮殿 アンベール城から少し南のマン・サガール湖のまん中にマド・スィン1世が建てたと云われているレイクパレスがある。ここはロマンティックな宮殿のようであるが、実は主に鴨を捕るための狩猟用の建物である。
シティパレス=チャンドラ・マハル=月の宮殿
このマハラジャの宮殿はジャイプールの中心にあり、この街がピンクシティとも呼ばれているようにこのシティパレスも各建物がピンクに彩られている。
ここは1727年から工事が始った。このシティパレスには美術館、博物館、それに織物館がある。
Agra=ア グ ラ
ジャイプールからアグラまでは約220kmの距離である。ファテプール・スィークリ=勝利の街スィークリ
アグラの手前約40kmのところにあるここファテブール・スィークリは、フマユーンの息子であるアクバル帝がデリーで皇帝についてから新しい帝国の地盤を固めるためにアグラへの遷都をおこなった。
しかし12年間かかって出来たこの宮殿は1574〜1588年のわずか14年間しか使われなかった。
ファテブール・スィークリ
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沢山の宮殿を建てて遷都はしたものの夏の猛暑とともに、水不足に悩まされてこの地は見捨てられてしまった。
アクバル帝は10年かけてこのモスクの中庭に唯一の白大理石で小さな墓所をを完成したが、これも水の供給が叶わなくなったこともあり、その2〜3年後にはスィークリを去ってしまいジャイプールの街に移った。
Taj Mahal=タージマハール
私にとってはインド=タ−ジ・マハール・・・世界遺産となる。
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今までに人類が造った壮麗で、最も美しくなおかつロマンティックで神秘的な建物である・・・と云われているのがこのタ−ジ・マハールである。
これはムガ−ル帝国第5代シャージャハーン帝が亡き皇后ムムターズ・マハルを偲んで建てたもので、その工事には2万人の人たちによって12年間の時間と労力によってできたものである。
シャージャハーン帝はこのタ−ジ・マハールを建設するにあたりマクラナからは白大理石、バグダッドからは紅玉石チベットやペルシャからはトルコ石、ロシアからは孔雀石、そのほか各国からダイヤモンドやオニキスなどを手に入れた。
そして皇帝自身が工事の総監督をして細かなところまで指示して出来上がったものである。
霊廟は、約6.6mの高さで、95m四方の白大理石の基壇の上に建っている。その下の赤い砂岩の土台が約2mの高さで、人の目線よりも上に建物を浮かび上がらせている。
ア グ ラ 城
Agra=アグラ城はアクバル皇帝が1565年から1571年の7年間の歳月をかけてできたものである。この城はヤムナ河に面しており、その城壁の高さが33mあり、その長さは2,500mにも及んでいる。
アグラ城 中でも豪華に装飾されたカース・マハルではジャリ・スクリーンを通してヤムナ河の美しい流れの曲線があり、その向こうにタージ・マハールの壮大な眺めが目に入ってくる。
アグラ城 その中でも最も豪華に装飾されており、今でもアグラ城内で最も美しい建物・・・と云われているのがムサンマン・ブルジ(ジャスミンタワー)である。しかし、ここはシャージャハーン帝が息子のアウラングゼーブ帝によって幽閉されタージ・マハールを眺めながら最後の日々を送ったところである。
New Delhi=ニューデリー
アグラからニューデリーまでは約210kmである。自動車道路を闊歩する野良うし&インドの名物料理=ターリーディナー
ターリーディナー ↑ 23時10分 デリーのインディラガンジー空港を発った、Air india AI-314便香港経由関西空港行きは、中国上空にさしかかったところで夜が明けてきた。香港では7時〜8時10分まで機内待機、12時40分関西空港着まで延べフライト時間9時間30分である。
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